二重のラインが2本以上ある三重まぶた。
普段はぱっちりとした二重なのに、最近、三重になってしまうという人はいませんか?
「疲れたときだけ三重になってしまう」という人もいるかもしれません。
三重になると目元がしわっぽく見えて、老けた印象を与えてしまいます。
では、三重まぶたになってしまった場合、元に戻すことはできるのでしょうか?
ここでは、三重になってしまう原因と改善方法について詳しくお話していきます。
老けて見える三重まぶた。「肌のハリ低下」と「筋肉のゆるみ」が原因!
「一度、三重まぶたになってしまったら治らないの?」という不安の声をよく目にします。
もともと二重だった人が三重になった場合、早めに対処すれば元に戻すことは十分可能です。
まずは三重になる原因を理解しておきましょう。
三重の原因は大きく分けて3つ考えられます。
- 肌のハリ低下
- 筋肉のゆるみ、脂肪の減少
- 眼瞼下垂(がんけんかすい)
詳しくみていきましょう。
肌のハリ低下
年齢とともに二重のラインがぼやけて三重になってきた……。
この場合、肌のハリ低下を一番に疑ってみましょう。
年齢とともに肌のハリを維持しているコラーゲンやエラスチンの弾力が低下し、新しく作られる量も低下していきます。
すると、肌はしわができやすい状態になってたるみ、三重のラインができやすくなります。
人によっては二重の幅が狭くなることも。
筋肉のゆるみ、脂肪の減少
三重になりがちという人でのなかには、年齢とともに上まぶたがくぼんできたと感じている人もいるのではないでしょうか。
これは、目の周りの筋肉である眼輪筋の衰えやまぶたの脂肪が減少することが原因です。
筋肉が衰え、脂肪がへると皮膚があまったような状態になり上まぶたのくぼみで皮膚が折り重なってしわになり、三重のラインになるのです。
人によっては広い二重ラインになることも。
また加齢だけではなく、疲労によって一時的に筋肉が萎縮して三重になることもあります。
「睡眠不足や疲れがたまったときだけ三重になる」という人は筋肉のゆるみや肌の乾燥などが重なって三重になっているのです。
眼瞼下垂(がんけんかすい)
眼瞼(がんけん)というのはまぶたのこと。
眼瞼下垂とは、簡単に言うと、上まぶたが下がってくる症状です。
まぶたを持ち上げるのは眼瞼挙筋(がんけんきょきん)と呼ばれる筋肉。
この筋肉の力がもともと弱かったり、年齢ともに衰えるたりすると、上まぶたを持ち上げにくくなってしまいます。
眼瞼下垂は三重の他にも目が小さくなったり、肩こりや頭痛を引き起こすことがあります。
また、眼瞼挙筋が衰えることで、おでこの筋肉を使って上まぶたを持ち上げようするので、おでこにしわができることも。
三重の治し方。初期のうちならアイクリームで改善可能!
肌のハリ低下や筋肉のゆるみなどによる三重は早めにお手入れを始めることで、十分に改善可能です。
とはいえ、三重になったら化粧水やクリームだけのお手入れでは不十分です。
ここではアイクリームを使ったお手入れ方法と眼輪筋のエクササイズで三重を解消する方法を紹介します。
アイクリームで三重を解消する方法
肌のハリ低下による三重はアイクリームによる保湿を続けることで、徐々に気にならなくなっていきます。
三重は化粧水や顔全体に塗るクリームだけではなかなか改善しないので、是非アイクリームでのお手入れを取り入れてみてください。
三重改善のためにアイクリームを選ぶなら、保湿成分のほか「塗るボトックス」とも呼ばれるアルジルリンが配合されたアイテムがイチオシです。
アイクリームの前に化粧水をひたしたコットンでまぶたのコットンパックをするのも◎。
さらに肌が潤ってハリ感も戻りやすくなります。
アテニア アイ エクストラ セラム
スクワランやオレイン酸といった保湿成分のほか、セイヨウダイズエキスと米ぬか油が、まぶたの「やせ」にアプローチ。
皮膚のボリュームと弾力を取り戻すサポートをしてくれるので、「上まぶたがくぼんできた」「疲れたときに三重になる」という人にイチオシの頼もしいアイクリームです。
→アテニア「アイエクストラセラム」の公式サイトはこちらをタップ
ダーマE ファーミング DMAE アイリフト
アルジルリンのほか、抗酸化効果の高いピクノジェノールや緑茶エキスといった植物由来の成分を配合。
深いしわにもアプローチできるリッチなアイクリームです。
個人輸入サイトや通販サイトから購入可能。
(出典:https://dermae.com/collections/eye-creams/products/firming-dmae-eye-lift )
三重を改善する眼輪筋のエクササイズ
- 目線を少し上にした状態で、まぶしいものを見るときのように目を細めます。
- 上下のまぶたの力が入っているのを確認しましょう。
- 「目を細めた状態でしばらくキープし、ゆるめる」という動作を朝晩10回ずつ繰り返します。
おでこにしわが寄らないように注意してくださいね。
アイクリームでの保湿と並行して行うとさらに効果的です。
眼瞼下垂かも?と思ったら
40代以降になって「若い頃よりまぶたが開けづらい」「いつも頭痛や肩こりがする」「おでこにしわが寄ってきた」などの症状があれば、眼科や形成外科を受診してみてもいいでしょう。
不快な症状があり、生活に支障をきたしているのなら保険適用で手術を受けることもできます。
埋没法二重と似た手術をすることになるので、こちらは最終手段として残しておいた方がいいでしょう。
おわりに:三重まぶたは早め早めの対応が即改善に繋がります!
突然、二重のラインが増えたかのように見える三重まぶた。
主に肌のハリ低下や筋肉の衰えなどによって起こることが分かりました。
初期のうちであれば目元のケアで元に戻る場合が多いので、まずは毎日のケアにアイクリームを取り入れてみてはいかがでしょうか。