笑ったときに目の下がぷっくりとふくらんで見える涙袋。
女性らしく、カワイイ印象を与えてくれるだけではなく、目のたて幅が広がって目が大きく見えるというメリットもあります。
でも「涙袋がない!」「最近、涙袋がなくなったような気がする……」という人もいるのではないでしょうか。
そもそも涙袋はなぜできるのでしょうか?
涙袋がなくなってしまう原因と合わせて詳しくお話していきます。
涙袋のできる理由・涙袋の正体は眼輪筋のふくらみだった!
女性タレントやモデルのほとんどは涙袋があります。
涙袋がある=カワイイ、美人というイメージもあり、美容外科には涙袋をつくるためにヒアルロン酸注射を希望する若い女性が殺到するほどです。
そもそも涙袋はなぜできるのでしょうか。
涙袋は眼輪筋の力こぶのようなもの
涙袋とは、目の周りをぐるりと囲んでいる筋肉である眼輪筋(がんりんきん)によって目の下の皮膚がふくらんだように固定された状態。
腕の筋肉に力を入れたときにできる力こぶと同じようなものと考えていいでしょう。
眼輪筋は誰にでもあるので本来、涙袋は誰にでもできるのですが、筋肉の発達具合や太さ、皮膚の厚さやたるみ具合などによって、それぞれ見えかたが異なります。
そのため、涙袋がまったくないように見える人もいるのです。
涙袋がなくなる原因は肌の老化?
「前は涙袋があったのに、最近涙袋がなくなってきた……」
そんな悩みを持っている方もいるでしょう。
涙袋がなくなる原因は大きく分けて2つ考えられます。
- 目の下のたるみ
- 眼輪筋の衰え
詳しくみていきましょう。
目の下のたるみ
加齢によって肌がたるむと目の下の脂肪をささえきれなくなって、ふくらんだように見えてしまいます。
このふくらみを「目袋」と呼んでいますが、この目袋によって涙袋が引っ張られるようになって涙袋が目立たなくなるのです。
実は目の下のたるみは涙袋がはっきりしているひとほど起こりやすく、目袋もできやすいと言われています。
「涙袋がない!」と悩んでいる人もいるかもしれませんが、実は目の下のたるみが目立ちにくいというメリットもあるのです。
眼輪筋の衰え
表情筋のひとつである眼輪筋は人によって太さや発達具合が違います。
もともと眼輪筋の力が弱い人は涙袋が目立ちません。
同じように、年齢とともに眼輪筋がゆるんでくると涙袋が消えたように感じることもあるのです。
普段から無表情で過ごすことが多い人やスマホやパソコンの画面を長時間見ているといった生活習慣によって眼輪筋が衰えると、若いうちから涙袋が目立たなくなってしまうかもしれません。
涙袋を自力でつくる方法。表情筋エクササイズ&たるみ防止ケア!
「涙袋メイク」と呼ばれるメイク方法もありますが、できれば本物の涙袋を作りたいですよね。
愛され系のぷっくり涙袋を自力でつくるには「表情筋のエクササイズ」と「たるみ防止ケア」が有効です。
眼輪筋エクササイズでぷっくり涙袋をつくる
涙袋をつくるには目の下の筋肉を鍛えるエクササイズがおすすめ。
同時に目の下のたるみ防止にもつながり一石二鳥です。
・まぶしいものを見るときのように目を細める。
このとき、眉間やおでこにしわが寄らないように注意。10回繰り返します。
・片目ずつウィンクする。
上まぶたはなるべく動かさず、下まぶたを持ち上げるようにして目を閉じる。両側10回ずつ行いましょう。
ただし、短期間に筋肉を鍛えすぎるとたるみを招くことになるので注意してくださいね。
たるみ防止ケア
眼輪筋エクササイズと合わせて、たるみケアを行いましょう。
しっかりと保湿しながら、ハリを与える成分でケアすることで、肌がふっくらし、涙袋がほどよく強調され見えるようになります。
ダーマE アイクリーム
ビタミンEの50倍とも言われるほど、抗酸化効果の高いピクノジェノール、ビタミンE、ビタミンA、ヒアルロン酸などが配合されたアンチエイジング効果のあるアイクリーム。
「目の下に塗ると涙袋ができる!」という口コミで人気となっています。
アメリカのメーカーの商品ですが、個人輸入サイトや大手通販サイトなどで買うことも可能。
(出典:https://dermae.com/collections/eye-creams/products/hydrating-eye-creme-with-hyaluronic-acid )
ヒアルロン酸注射で涙袋をつくるデメリット
プチ整形と呼ばれるヒアルロン酸注射でてっとり早く涙袋を作りたい!という人もいるのではないでしょうか。
確かに、ヒアルロン酸注射は簡単に涙袋を作ることができますが、もともと皮膚が薄い目の下にヒアルロン酸を注入するのは実はとても難しい施術。
量を入れすぎたり、入れる場所を間違えると目の下が不自然にふくらんだりでこぼこに見えることもあります。
また、ヒアルロン酸注射で涙袋を人工的に作った場合、数年後、肌がたるんときにヒアルロン酸がさがって余計にたるみが目立つケースもあるということを知っておいてくださいね。
おわりに:涙袋を作るためには地道な努力も必要になる
目を大きく見せて、ぷっくり愛らしい印象を与えてくれる涙袋。
眼輪筋のエクササイズやこっくりしたアイクリームで保湿することで、自力で自然な涙袋をつくることも夢ではありません。この2つのケアは目元のたるみ防止にもつながるので是非、習慣にしてみてくださいね。