超高級ブランドのクリームと使用成分がほどんど同じ!
話題になったニベアの青缶は、アイクリームの代わりになるのでしょうか。
ニベアの他にもワセリンやオロナイン、ナイトクリーム、果てはリップまで…。
アイクリームの代用品として使われるアイテムはいろいろありますよね。
本当にこれらがアイクリームの代わりになるのか?について詳しく説明していきます。

ニベアをはじめとするアイクリームの代用品、本当に使い続けて大丈夫?
アイクリームは化粧品の中でも比較的高価なアイテム。
できれば省略してしまいたいと思っている方もいるのではないでしょうか。
また、「お手入れの最後にクリームを顔全体に塗るのに、どうして目元だけアイクリームを使うの?」と思ったことのある方もいるのでは?
ニベアはそんなアイクリームの代用品としても使われているようですね。
ドイツのメーカーが製造する保湿クリームで「世界中でもっとも売れている保湿クリーム」と言われ、安全性は抜群。
海外でも人気のあるアイテムです。
価格も169g、400~500円程度とプチプラ♪
ニベアの他にもいろいろなアイテムがアイクリームの代用品として使われることがあります。
ここではそれぞれのアイテムがアイクリームの代わりになるのかどうか、検証していきます。
- ニベア
- ワセリン
- オロナイン
- リップ
- 普通のナイトクリーム
では、ひとつずつ見ていきます。
ニベア
ニベアに使用されている全成分をチェックしてみましょう。
ニベアは油膜を張るようにして、肌を保湿・水分にフタをしてくれるので、乾燥しがちな目元の保湿にも適していると言えます。
朝や昼間の使用は避けて!
ニベアはアイクリームの代わりに使うのにはテクスチャーが硬め。
つけた直後はべたつくので、朝の使用には適していません。
また、油分が多いため、塗った後は日焼けしやすくなるというデメリットも。
目元に使用するなら、化粧水で保湿したあと、ニベアを目元にちりめんジワが気になる部分にのせて、ラップで覆うラップパックとして使用したり、夜寝る前にアイクリーム代わりに少量塗ったりして使用するのがよいでしょう。
化粧品を混ぜるのはNG!
化粧水をニベアに混ぜてテクスチャーをゆるくして使うという人がいます。
しかし、化粧品どうしを混ぜると分離しやすくなったり、雑菌やほこりが入り込んで肌に刺激を与えることも考えられます。

ワセリン
ワセリンは医療用として肌の保湿に使用される成分。
刺激が少ないことで知られていますよね。
ひとことでワセリンと言っても、実はいくつかの種類があります。
- 黄色ワセリン
- 白色ワセリン
- プロペト
- サンホワイト
下へ行くほど精製度が高くなり、肌への負担が低くなります。
黄色ワセリンとして有名なものが、ドラッグストアで売られているヴァセリンです。
日本薬局方の白色ワセリンは病院でも処方されることがあります。
プロペトは白色ワセリンよりも不純物が少なく、炎症が起きた敏感肌の方にも処方されているタイプのワセリン。
サンホワイトはさらに精製度が高く肌に優しいのですが、テクスチャーが硬くアイクリームとしては使いづらいと言えます。
また、ワセリンもかなりべたつくので、アイクリームの代わりに使用するのは夜のお手入れのみにしたほうがいいでしょう。
目元に使用するならプロペトかサンホワイト
肌への刺激が少ないワセリンですが、肌に合わない人やワセリンをつけるとかゆくなるという人もいます。
目元に使用する場合は精製度が高いプロペトかサンホワイトが無難。
ただし、この2つは100g当たり1,000円程度とそれほど安いアイテムではないので、コスパ面ではそれほど優秀とは言えないかもしれません。
もちろん目元専用のアイクリームなら、コスパもよく、ベタつくこともなくお手入れできますよ~!
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オロナイン
オロナインは医薬品です。
「化粧下での使用」はしないように使用上の注意でも促されています。
アイクリームの代わりにオロナインを使うのはやめましょう。
リップ
粘膜である唇に使用するリップは保湿力が高いアイテム。
刺激が少ない成分で作られているため、目元に使用することもできます。
しかしリップクリームは唇用に作られているものなので、あえて目元に使う意味はあまりないでしょう。
唇に使用しているリップを目元に併用するのは、衛生面でも不安があります。
リップは化粧品の中でも消費期限が短いアイテムで雑菌が発生しやすいとも言えます。
また、メントール系のリップを目の周りに使用すると、目の中に入って刺激を感じることも。
「目元がすごく乾燥しているのに、手元に保湿アイテムがなにもない!」という緊急時以外、リップを目元に使用するのは避けた方がいいでしょう。
普通のナイトクリーム
美容成分がたっぷり配合されたナイトクリームを目元までしっかり塗れば、保湿やアンチエイジング効果を得ることは十分に可能です。
アイクリームは目元のデリケートな肌にも浸透しやすくベタつかないように作られているため、朝のメイク前に使用することもできます。
反面、顔全体を保湿できるように作られたナイトクリームは、目元に使うとべたつくやテカリが出ることがあります。
メイク前に使用するとヨレにもつながります。
また、ナイトクリームのなかには目元への使用は避けなければならないタイプも。

まとめ 乾燥が原因のものなら効果あり
ニベアをはじめ、アイクリームの代用品として用いられるアイテムはいずれも高い保湿効果があるのが特徴。
これに対してアイクリームは保湿効果だけではなく、しわの改善やハリを持たせる成分などがプラスされています。
目元は動きやすく、皮膚が薄いデリケートなパーツ。
衰えを感じたらできるだけアイクリームでお手入れするようにしたいですね。