顔の肌のなかでもひときわ乾燥しやすい目元。
日中も保湿できたらな…と思ったことはありませんか?
とはいえ普段、メイクしている人は「化粧の上からアイクリームを塗ってもいいの?」と疑問に思ったこともあるはず。
もちろん、化粧の上から使用できるアイクリームもありますが、選び方や使い方にはコツがあります。
ここでは化粧の上からアイクリームを使って保湿するやり方とおすすめのアイテムを紹介していきます。
化粧の上から保湿することメリット・デメリット。シワを目立たせないためには保湿が重要
保湿アイテムは本来、洗顔後の清潔な肌に使うものですが、アイクリームに関しては「メイクの上から使える」ものも多くあります。
では、化粧の上から保湿するとどんなメリットがあるのでしょうか。
デメリットとあわせて考えてみましょう。
化粧の上から保湿する2つのメリット
- メイクを落とすことなく、すぐに乾燥をケアすることで老化を防ぐ
- メイクのもちをよくして肌をキレイに見せる
目元の肌は体のなかでも特に薄く約0.6ミリ程度、卵の殻の薄皮程度の厚みとなっています。
保湿機能を維持している表面の角質層も薄いため、長時間水分を保持することができません。
そのため、同じように保湿しても顔の他のパーツよりも早く乾燥してくるのです。
肌の乾燥を放置するとしわができやすくなり、キメも乱れてきます。
夕方になると、目元のしわがくっきり浮かんでくるという人もいるのではないでしょうか。
日中、乾燥を感じたときにすぐ保湿し、常に乾かさないようにすることでエイジングサインが現れやすい目元の老化を防ぐことにつながります。
また、メイクは時間がたつとヨレたり、崩れたりしますよね。
このとき、ただファンデーションを重ねると粉っぽくなって余計にしわが目立つことも。
保湿してからメイク直しをすることで、メイクしたてのようなキレイな肌を復活させることができます。
もちろん、シワも目立ちません。
化粧の上から保湿する2つのデメリット
- メイクがよれやすい
- アイテムによっては単独で使うとなじみにくいことも
デメリットも理解しておきましょう。
化粧の上から保湿するとファンデーションがヨレたり、ムラになったりすることがあります。
これを防ぐためにはテクスチャーが軽く、ゆるすぎないアイクリームを選ぶのがポイントです。
また、アイクリームのなかには単独でメイクの上から使用すると肌に浸透しにくいタイプのものも。
ベースメイクにはじかれてしまうこともあるかもしれません。
「メイクの上から使える」というアイテムを選べば問題はありませんが、普段使っているアイクリームをそのまま使いたいというときは化粧水などと併用するといいでしょう。
化粧の上から目元を保湿するやり方。ちょっとした手間をかければよりキレイな仕上がりに!
化粧をしたまま目元を保湿する方法は大きく分けて2つあります。
- スティックタイプのアイクリームで保湿する
- ミルクタイプのアイクリームで目元のヨレを修正しながら保湿する
手順を説明しましょう。
スティックタイプのアイクリームで保湿する
テクスチャーが軽く、硬めなのがスティックタイプのアイクリーム。
- 目元に適量を伸ばし、メイクの上から指先で軽く押さえるようにして浸透させます。
- この上からファンデーションをのせればシワも目立たなくなります。
- ファンデを塗るときは強くこすらず、ポンポンと軽くのせるようにするのがポイントです。
スティックタイプならテクニックもいらず、プロセスも最小限。
面倒なメイク直しはしたくないという方はこちらがおすすめです。
ミルクタイプのアイクリームで目元のヨレを修正しながら保湿する
「メイクの上から使える」アイクリームはベタつかないマットなテクスチャーのものもあります。
こちらはスティックタイプと同じように使って大丈夫です。
でも、普段のお手入れに使っているアイクリームでも「ヨレをふき取る」というプロセスをプラスすれば、メイクの上からでも使うことは可能です。
- アイクリームを取りだし、いつもよりほんの少しだけ多めに目元になじませます。
- ファンデがヨレてきたらティッシュで押さえるようにしてふきとりましょう。
- ゴシゴシこするのは厳禁。
- この後で、ファンデをポンポンとのせればOKです。
この方法なら、落ちてきたマスカラやアイシャドウでくすんできた目元もクリアになります。
ただし、レチノールが配合されているアイクリームを日中に使うと、紫外線の影響を受けやすくなるので、避けるようにしてくださいね。
化粧の上からでも使える☆おすすめのアイクリームを厳選して2本紹介します!
すべてのアイクリームがメイクの上から使えるわけではありません。
最後に化粧の上からも使いやすいアイクリームをいくつか紹介しましょう。
スティックタイプのアイクリーム
DHCアイリンクルスティックは、リップクリームのような見た目で、目もとはもちろん、口もと、首すじなどしわが気になる部分に使える万能クリーム。
目元に使用するときは、目頭から目尻にむかって伸ばすのがポイント。
オリーブバージンオイルや植物性スクワラン、コラーゲン、ローヤルゼリーエキスなど保湿&ハリキープ成分を豊富に配合したロングセラーアイテムです。
(出典:https://www.dhc.co.jp/goods/goodsdetail.jsp?gCode=292 )
クリームタイプのアイクリーム
アテニアアイエクストラセラムは、まぶた、目の下、目の下のたるみにアプローチできるアイクリーム。
表情の固まりを防ぐマイオキシノールが目元をほぐしてしわを目立たなくしてくれます。
セイヨウダイズエキスとコメヌカ油が目元をふっくらさせてくれるので疲れた印象もリセットできます。
まとめ:メイクの上からでも安心!シワのない美しい目元を長続きさせよう
化粧の上から保湿すると、メイクが崩れてしまうから…という人でもアイクリームの選び方や使い方を工夫すれば大丈夫!ということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
日中も保湿することで、目元の老化を防ぎ、崩れてくすんだメイクもクリアに見せることができます。
今日から化粧ポーチの中にアイクリームを入れてお出かけしてみませんか?