皆さんはアイクリームの正しい塗り方をご存知ですか?
アイクリームはスキンケアアイテムのなかでも比較的高価。
せっかく使うなら効果を最大限に発揮させたいですよね。
ここではアイクリームの正しい塗り方やタイミング、塗る回数などについて詳しく説明していきます。
アイクリームのタイプをチェックしよう
アイクリームの正しい塗り方をマスターする前に、まずはアイクリームのタイプを理解しておきましょう。
それぞれのアイテムによって正しい塗り方や塗るタイミングも異なるので、自分が使っているのがどちらのタイプなのかチェックしてみてください。
アイクリームのタイプ
アイクリームには大きく分けて2つのタイプがあります。
- 朝と夜に使用するタイプ
- 日中、メイクの上からも使用できるタイプ
夜のみに使用するタイプは保湿力やエイジング効果を重視しているもの。
日中もメイクの上から使えるタイプは軽めでメイクに響かないようにマットなテクスチャーになっています。
では、それぞれの正しい塗り方、タイミングを見ていきましょう。
朝と夜に使えるアイクリームの正しい使い方
朝晩使えるアイクリームはマッサージやツボの刺激を加えながら塗ることで、より効果を引き出して若々しい目元に導いてくれます。
塗るタイミング
夜、クレンジング、洗顔をして肌が清潔な状態で使用します。
まずは化粧水で保湿しておきましょう。
よく「アイクリームをどの順番で使ったらいいのか分からない」という声を聞きますが、それは使用するアイテムよって違ってきます。
正しい順番は「洗顔・クレンジング→化粧水→美容液→乳液→アイクリーム→保湿クリーム」。
乳液や美容液を使わない場合も、必ず清潔な肌に化粧水で保湿してから使うのがポイントです。
また、美容液のなかには目の周りを避けて塗らなければならないものもあるので、使用するアイテムの使い方をチェックしてくださいね。
塗るときは指の腹を使って優しく伸ばすようにしましょう。
朝、使用するときにはこの後で、紫外線防止効果のある下地を使い、メイクしていきます。
正しい塗り方
アイクリームを塗るとき、注意したいのが力を入れすぎないこと。
力を入れて肌にすり込むと、しわができやすくなるだけではなく、摩擦による色素沈着につながることに。
人差し指を使うとつい力が入りすぎてしまうので、薬指の腹を使って塗るのがお勧めです。
使う量はアイクリームによっても異なりますが、通常は両目で小さめのパール1個分くらい。
上まぶたに2か所、下まぶたに2か所と目尻1か所にチョンチョンとのせていき、目頭からこめかみ方向に向かって、やさしく伸ばしていきます。
まぶたの皮膚を引き上げるようなイメージで行ってくださいね。
最後に4本の指を目の上に優しく密着させ、クリームを浸透させます。
目の周りのツボを刺激して美しい目元に
塗り終えた後に、目の周りのツボを軽くすると目元がすっきりします。
ツボを押すときには力を入れすぎないよう、気持ちのいい程度に優しくプッシュします。
眼精疲労の予防にも効果が期待できるものもあるので、是非覚えて実践してみてくださいね。
攅竹(さんちく) | 眉頭の下にあるツボ。 血行を良くしてくすみや小じわの改善にも〇。 |
魚腰(ぎょよう) | 眉毛の真ん中あたり、正面を見たときに黒目の真上にあるツボ。 ハリのある目元に。 |
承泣(しょうきゅう) | 黒目の真ん中、瞳孔の真下にあるツボ。 下まぶたのむくみやクマの改善に役立つツボ。 |
瞳子(どうし)りょう | 目尻から指1本分くらい外側にある骨のくぼみ。 小じわやたるみの予防に。眼精疲労にも効果的 |
晴明(せいめい) | 目頭のやや上にあるツボ。 眼精疲労の回復に。 |
日中、メイクの上からも使用できるタイプ
メイクの上から使用できるアイクリームはベタつかないようなマットな質感。
リップクリームのようなスティックタイプもあります。
塗るタイミング
日中、目元が乾いたなと感じるときやメイクの直しの前に使用します。
正しい塗り方
クリームタイプのアイクリームは夜塗るときと同じように適量を指で伸ばすだけでOK。
スティックタイプは指先で塗るような感覚で上下のまぶたに少しのせて、目頭から目尻に向かって伸ばします。
肌が乾燥したなと感じたらサッと上から塗ることもできますが、メイクのヨレが心配ですよね。
そんなときは面倒でも一旦、アイメイクを落として保湿してからメイクをしなおすのがキレイに仕上げるコツ。
この場合、いきなりアイクリームを伸ばすのではなく、少量の乳液をまぶたに伸ばしてアイメイクを落としてから、アイクリームを伸ばしてファンデション、アイシャドウとメイクをのせていくのがベストです。
面倒ではありますが、この方法なら目元の肌がふっくらとした状態になるのを実感できるはず。
お昼休みやアフターファイブに大切な予定があるときなどは、是非この方法でアイメイクをリタッチしてみてください。

まとめ 正しい順番で目元のケアを
アイクリームの正しい塗り方といっても、使用する順番さえ間違えなければ難しいことはないということがお分かりいただけたのではないでしょうか。
朝晩のお手入れや日中、アイクリームを使って目元の肌を保湿するだけで、目元の加齢スピードを遅らせることができずはず。
頑張ってお手入れを続けてエイジレスな目元を目指しましょう!