バラエティショップや通販サイトで販売されている化粧品原料を使って作る、手作りコスメ。
皆さんはトライしてみたことはありますか?
簡単にできる化粧水は作ったことがあるという方が多いかもしれませんね。
では、アイクリームは手作りすることができるのでしょうか。
ここではアイクリームの代表的なレシピ、作り方とアイクリームを手作りするメリットとデメリットについて詳しくお話していきます。
アイクリームを手作りできる!ただし使用期限や衛生面には注意。
化粧水やリップバームと同様、アイクリームも手作りすることができます。
ただしメリットとデメリットがあるので、両方をよく理解してからトライするようにしてくださいね。
手作りアイクリームのデメリット
- 少量ずつしか作れず、使用期限が短め
- 保管に注意が必要
- 使うときはスパチュラや綿棒が必要
- 道具をそろえるのにコストがかかる
少量ずつしか作れず、使用期限が短め
市販のアイクリームには防腐剤や安定剤が使用されています。
防腐剤を使用しない手作りアイクリームは少量ずつ作って短期間で使い切る必要があります。
毎回手作りするのが面倒に感じるという人も。
使いきれずに原料が変質してしまい、結局高くつく場合も考えられます。
保管に注意が必要
手作り化粧品全般にいえることですが、冷蔵庫で保管する必要があります。
使ったあと、出しっぱなしにしておいて成分が変質すると、肌に刺激を与えることも。
使うときはスパチュラや綿棒が必要
手作り化粧品は雑菌が繁殖しやすいというデメリットがあります。
使うときは手で直接取らずにスパチュラや綿棒を使う必要があります。
道具をそろえるのにコストがかかる
アイクリームに限らず、化粧品を手作りするときは材料を正確に計る必要があります。
少量を計れるデジタルスケールは2,000円以上、煮沸消毒できる容器なども必要なので、はじめにある程度コストがかかることも覚えておきましょう。
手作りアイクリームのメリット
- 高価な成分を入れても市販のものより安くできる
- 自分の肌やなりたい肌に合った成分を選んで配合できる
- プチプラでたくさんできるので贅沢に使える
高価な成分を入れても市販のものより安い
化粧品原料として売られているセラミドやコラーゲン、プロテオグリカンなどの保湿成分は10mlあたり100~2,000円程度。
市販のアイクリームより多めに配合してもコストは安くできます。
あまった分は手作り化粧水を作ったり、手持ちの化粧品に混ぜたりして使ってもOK。
コスパはかなりよくなります。
なりたい肌に合わせて成分を選べる
乾燥が気になるなら「プロテオグリカン」。
くすみやシミが気になるならビタミンC誘導体。
他に目元専用に開発された色素沈着を改善する成分「ハロキシル」など、自分のなりたい目元に合わせて成分を選ぶことができます。
プチプラで作れるのでたっぷり使える!
高価な成分を使っても市販のアイクリームより安くできるのでケチケチ使う必要はナシ。
たっぷり使うことができるのもメリットです。
実際に手作りアイクリームを作ってみよう。実はとても簡単!
では、さっそく簡単に作れる手作りアイクリームのレシピを紹介しましょう。
レンジで溶かしたベースに好きな成分をプラスするだけなので、化粧水やパックと比べると作り方は簡単です。
手作りアイクリームのレシピ
材料
- ミツロウ 15粒程度
- バオバブオイル 大さじ1
- ビタミンE 1滴
ガラスの容器などにすべての材料を入れて、電子レンジで10秒加熱します。
すべてがなめらかに混ざるくらいまで加熱します。
ビタミンCなど、加熱NGな原料はある程度ベースが溶けた段階でプラスしてなめらかになるまで混ぜるのがポイントです。
バオバブオイルをオリーブオイルやスクワランなどに変えてもOK。
また、ベースはミツロウの代わりに白色ワセリンを使ってもいいでしょう。
自分の肌にあった成分でトライしてみてください。
完全手作りは面倒という人は?
手作りコスメの原料を扱うショップのなかには、計量不要、好みの成分をプラスして混ぜるだけで使える加工済のベースとなるアイクリームを販売しているところもあります。
ゼロから手作りするのは面倒、肌への刺激が心配という人は是非、利用してみてください。
リンガリンガソープ ニュートリエントアイクリーム
手作りソープとコスメの原料を扱うお店、リンガリンガのアイクリームベース。
抗酸化作用のあるローズヒップやスイートアーモンドオイル、シアバター、マンゴーバター、海藻コラーゲン、ビタミンB5を配合しています。
肌が弱い人はこれだけ使ってもOK。
好みの香りのアロマオイルをブレンドしても。アロマオイルの使用量は必ずレシピ通りにしてくださいね。
(出典:https:/www.ringaringa.net/item/naturalbase/eyecream.html )
手作りアイクリームにおすすめ!目元専用に作られた成分、ハロキシルとは?
ハロキシルとは、フランスのゼダーマ社が開発した目元専用の成分。
血行を促進してクマを改善する効果やコラーゲン生成サポート、むくみ防止、ハリUP、たるみ防止などのさまざまな効果が期待できます。
特に色素沈着やクマの改善効果に対する口コミ評価が高く、パソコンやスマホの画面を見る機会の多い現代の女性にイチオシです。
ハロキシル原料3ml
価格は1172円。
アイクリームに配合できる量はごくわずかなので、3mlでも10回以上は使える計算です。
https://www.naturallabo.net/SHOP/wci509.html
おわりに:手作りコスメはできるだけ早めに使い切ろう!
自分の好きな成分を贅沢に配合できる手作りアイクリーム。
機能性の高さを考えると、市販のアイクリームにはかないませんが、手作りする楽しさがあります。
防腐剤や保存料を使用しない分、変質しやすいので保管には注意し、できるだけ早く使い切るのがポイントです。