目元のシワのケアにおいて最も気になること…それは「効果が出てくるタイミング」です。
どんなに効果なデパコスを使っても、実際に目に見えた効果がなければ意味がなーい!
とにかく早くシワをなくしたい…とはいえ、強すぎる成分は肌にダメージを与えてしまうかも。
そんな中2017年に発売された「DHCザ・ラインショット」は、アットコスメランキングでも上位をキープし続ける要注目株!
なんとすぐに効果を発揮し、かつ数年後のシワも防ぐという効果をうたっています。
でも…そんな効果や口コミが本当なのか、正直なところ疑わしいですよね。
ここではそんなザ・ラインショットについて、商品を実際に購入してレポしていきます!
成分解析などを通して総合評価し、本当におすすめできる商品なのか確かめていきましょう。

DHCザ・ラインショットってどんなアイテム?今すぐ効果が欲しい人向け!?
まずは、ザ・ラインショットについて、大まかな商品概要を見てみましょう。
メーカー/ブランド | DHC |
容量/本体価格(税込) | 20g/3,300円 |
主な成分 | シクロペンタシロキサン、安息香酸アルキル(C12-15)など |
防腐剤/アルコール | 安息香酸Na/フェノキシエタノール配合 |
色・香りなど | 無香料・無着色 |
テクスチャー | 真っ白な硬めのテクスチャー |
アイクリームチョイスでは、DHC薬用レチノAエッセンスもご紹介しています。
ザ・ラインショットは2017年に発売されたばかりの新商品で、特に目元のシワ(ライン)に注目したケアアイテムです。
「今」と「未来」の肌を整えることをメインに、ペプチドや植物由来成分を配合しています。
でも実際に見てみないことには、これらの成分がどの程度入っているかはわかりませんよね。
アットコスメランキングでは上位をキープし、これからの人気爆発が待たれる商品のひとつです。
ザ・ラインショットの総合評価は28点。肌が荒れやすい方にはオススメできない!?
成分と特徴 | 効果 | 価格帯 | 使用感 | 口コミ |
4点 | 5点 | 5点 | 6点 | 8点 |
DHCザ・ラインショットは、基本的には肌の強い方におすすめしたいアイテムです。
宣伝文句にあるような成分は確かに配合されているのですが、配合順から見ると極微量。
「パラベンフリー」としていますが、安定性の低い「安息香酸Na」が入っているのもマイナスポイントですね。
価格は手に取りやすく、コスパも悪くないため、DHC商品を使い続けている方なら…といったところでしょうか。
総合評価としては「肌が荒れていない方で、かつ目元のシワを将来的に治していきたい」人向けのアイテムと言えるでしょう。
ザ・ラインショットを実際に使ってみたレポ。至って普通のアイクリーム!?
それでは早速!購入したザ・ラインショットを開封してレポートしていきましょう。
こちらがザ・ラインショットの外箱です。
黒一色とはまた渋い…!
金箔で印字された商品名がまた高級感を醸し出しています。
成分表記面だけは白くなっており、ずらっと配合成分が並んでいます。
成分についてはこのページの中盤で詳しく解説していますよ~!
そしてアイクリームチューブ本体がこちら。
白いパッケージの商品が多いなか、こうした黒一色のチューブは珍しいですね。
他で言うとPOLAの「B.Aクリーム」が黒ですが…まさか対抗意識が…!?(笑)
ともかく、さっそく指先に少しだけ出してみました。
しっかりめのテクスチャーですが、少し押すだけで結構量が出てくるので注意。
まさしくピンポイント用クリームで、目元においても垂れてくることはありません。
実際に手の甲に伸ばしてみると、伸びの良さはまずまずといったところ。
めちゃくちゃ伸びる!というわけではないので、口元やほうれい線に使う方は多めに出しましょう。
また香りですがほぼ無臭で、鼻を近づけても香りらしい香りはほとんどしません。
お手入れタイムにリフレッシュしたい!という方は合成香料の入っていない商品を選びましょう☆
成分解析でわかる配合量の少なさ…メイン成分が防腐剤より少ない!?
では続いて、ザ・ラインショット全成分表示を見ていきましょう。
特に気になる成分を赤色、おなじみの成分を青色にしてみました。
この成分表記は、配合量が多い順に記載されています。
基剤となっているのは水と、シクロペンタシロキサンというシリコーンオイルですね。
ザ・ラインショットはパラベンフリーとなっていますが、代わりに「安息香酸Na」という防腐剤が配合されているのがわかります。
安息香酸Naより少ないメイン成分ってどうなんだ!?
この安息香酸Naですが、防腐剤・添加物として食品や飲料にもよく利用されているものです。
シャンプーや化粧品にも利用されますが、基本的には洗い流すものに配合されます。
肌への刺激性や負担、安定性を考えても、まだパラベンのほうがマシと言えるくらいの成分です。
加えて、なかなかデリケートなアイゾーンに塗る商品に配合されているものではありません。
アイクリームは塗ったまま洗い流す、ということがないので、さらに刺激に繋がりやすいです。
また、この安息香酸Naよりも配合量が少ない「ジ酢酸ジペプチドジアミノブチロイルベンジルアミド」は、この商品の目玉である「SYN-STAR」です。
同様にペプチドやヒアルロン酸についても、防腐剤に近しい微量な配合となっていると考えていいでしょう。
こういった効果的な成分を多く配合しているアイクリームはたくさんあります。
よほどDHCにこだわりがない限りは、あえて選ぶ必要性は低いでしょう。
花粉アレルギーのある方も要注意。ミツロウで思わぬトラブルを呼び込むかも
またベース成分のひとつとして配合されている「ミツロウ」にも注意が必要です。
ミツロウそのものの安全性は高いのですが、ものによっては不純物(花粉)が混ざっている場合があります。
特にこのアイテムは価格も安いので、未精製のミツロウが使われている可能性が否めません。
花粉アレルギーを持っていて不安な方は、一度パッチテストを行うことをオススメします。
使うタイミングはスキンケアの一番最後!気になるところになじませるだけ
アイクリームは化粧水のあとに使うアイテムが多いですが、ザ・ラインショットはケアの一番最後に使います。
米粒大の大きさくらいを指先に取り、目元や口元など気になるところになじませればOKです。

ザ・ラインショットの価格を他の商品と比較。イイ商品の多い価格帯
それでは、ザ・ラインショットの価格帯は一般的なものなのでしょうか。
他の商品と比較して表にまとめてみましょう。
商品名 | 通常価格 | Amazon価格 |
DHCザ・ラインショット | 3,300円 | 3,000円 |
アテニアアイエクストラセラム | 3,352円 | - |
キラリエ アイクリームiii | 2,980円 | 2,000円 |
グラシュープラス | 9,981円 | - |
当サイトの調査によると、アイクリーム1本あたりの相場は約4,500円前後。
ザ・ラインショットの価格帯は3,000円と、アイクリームの中では比較的購入しやすい部類です。
ただこの価格帯の商品は多く、より良い成分の配合された使いやすいアイテムが目立ちます。
ザ・ラインショットを購入する前に、必ず他のアイクリームと比べて検討してください。
思ってる以上にアイクリームの種類は多いものなので、きっとぴったりの商品が見つかるはずですよ~。
ザ・ラインショットの口コミ。ほうれい線のシワにも効果あり?
では、ザ・ラインショットの口コミ評判はどうなっているのでしょうか?
残念ながらあまり多くの口コミは集まりませんでしたが、なかなか効果は出にくい状態のようです…。

肌のお手入れの最後に使うように指示されているので、入浴後就寝前に使っています。
チューブに入っており必要量が出しやすいです。
使用開始から1月弱、主にほうれい線と眉間のしわ対策に使用。
もうすぐ一本目が使い終わりますが、残念ながらあまり変化は感じられません。
でもクリームの割にはべたつきが無く、さっぱりした使用感が気に入っているので、効果を期待して今後も使い続けたいと思います。
(50歳・普通肌)
まとめ:敏感肌の方は使わないほうが吉。DHCにこだわる必要はない
成分と特徴 | 効果 | 価格帯 | 使用感 | 口コミ |
4点 | 5点 | 5点 | 6点 | 8点 |
ザ・ラインショットは口コミでは評判が高いのですが、成分面で見るとなんともいえない結果になりました。
価格も相場より下とあって、「高評価だしこれでいいか」と買っている人が多いのではないでしょうか。
しかし公式サイトを見てもわかるように、「敏感肌でもOK」とはどこにも書いてありません。
確かに効能はすぐ出るのかもしれませんが、それで更に肌状態を悪化させてしまっては元も子もなくなります。
敏感肌の自覚がある方は、より肌に優しく、長期的にシワを改善していけるようなアイテムを選ぶようにしましょう。